あなたのお店で、1回だけしか来店したことがない、または1回だけ購入したというお客さんはどれくらいいますか?
なかなか正確な数字を答えられることもないとは思いますが、一般的に「1回限りのお客様」というのは、どのような業種であれ、平均70%もいるのだそうです。
つまり10人くれば、そのうちの3人しかリピートしてくれないということです。
いやいや、うちは味や商品がいいから絶対に1回だけでは済まないよ!なんて思っている方、過信してはいけませんよ。
どんなにいいお店であっても、残念なことに「1回限りのお客様」は60%程は存在しているのです。
さて、この数字を頭にいれておくと、むやみやたらとマーケティングを行ってはいけないということに気づきませんか?
広告代理店に丸投げなんてやってはいけないんです。
広告を打つ場合、しっかりとどのようなユーザがリピートしてくれるのかをしっかりと考え、それにあった広告を選択すべきで、人任せでは絶対に失敗します。
どうしても新規のお客様を欲しがってしまいがちですが、新規が来たって70%は二度と戻ってこないということを考えると、たんに「新規のお客様」ではなく「リピートしてくれるかもしれない新規のお客様」にターゲットを絞って、マーケティングや広告出稿を行うべきなのです。
そして、その効果をしっかりと分析すること。
この部分は、しっかりとご自身で行うべきですよ。
自分の商品やサービスを理解していない人が分析しても意味がありません。
これが面倒だと考えるのであれば、マーケティングで新規顧客獲得なんてしないほうがいいでしょう。