マーケティングトライアングル

マーケティングについて学んだことや知識、ニュースなどについて書いていきます。

タグラインが必要

企業のロゴマークなどにくっついている短いフレーズってありますよね。

例えば「あしたのもと AJINOMOTO」や「ideas for life(Panasonic)」「「お、ねだん以上ニトリ」」などのその企業のコンセプトや理念、メッセージをキャッチフレーズやスローガンとしてコンパクトに表現しているものなのですが、このことを「タグライン」といいます。

それって、キャッチコピーのことでしょ????なんて思った人、
実は、キャッチコピーというのは、キャンペーンごとや季節ごと、ターゲット層ごとによって変化させ、効率よく、お客様にアプローチするための言葉であって、先程紹介したような「タグライン」とは異なるものなんです。

タグラインとは、不変することなく常に変わらない企業が抱えている方針や姿勢を言葉にしたもので、その企業自体を表すものだといっても過言ではないのです。

つまり、会社の思いを凝縮する言葉がタグラインですから、これを作ることが今後会社が目指すべきものの方向性を示す道標となるものですから、しっかりと考えなければならないのです。

キャッチでお客様に響くようなものでありつつ、企業の未来を反映するもの、そして姿勢を示すものですから、これはなかなかむつかしい。

まぁ、業界が異なれば、スローガン・キャッチフレーズ・タグラインの3つは定義が異なることもありますし、言葉の意味合いをしっかりと勉強しておかなければなりませんね。