マーケティングトライアングル

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SWOT分析とは?

ビジネスにおいて最も良く使われる分析手法のひとつとして、SWOT分析があります。

Strengths(強み)、Weeknesses(弱み)、Oppoptunity(機会)、Thread(脅威)の4つの頭文字からなるこの分析は、目標達成のために意思決定するためのツールで、ビジネスの他にも個人的な目標達成のためのツールとして覚えておいたほうがいいでしょうね。

具体的な方法としては、現在置かれている状況を内部環境分析について「強み」、「弱み」を、外部環境分析について「機会」、「脅威」に分け、分析を行うことになります。

あっ、ちなみにこのSWOT分析は、1960年代にアメリカで考案されたマネジメントツールのひとつで、日本でも1980年代以降、経営分析手法として普及してきているものなんですよ。

上記のマトリクス表のように、視覚化するとよりいっそう考えることの助けになりますよね。
まず、強みと弱みなのですが、これは競争相手や競合製品などと比較した相対的なものを検討し、機会とは「うまく活用すれば業績が拡大する外部環境の変化」のことで、脅威とは「そのまま放置すると業績が悪化する外部環境の変化」のことになるます。

そして考え方としては、「目標達成のために」・・・

  • どのような強みを活かせるか
  • どのような自社の弱みを克服しなくてはならないか
  • どのような市場や顧客の機会を獲得できるか
  • どのような脅威を取り除かなくてはならないか

を考え、シートに書き込んでいくのがいいでしょう。

このSWOT分析の最終目標としては、「集めた事実を解釈して、マーケティング戦略を立てること」にあり、ここから「戦略目標」を打ち立てていきます。

とはいえ、SWOT分析にも欠点があり、分析自体の厳密性が担保されていなくて、そもそも絶対的な強み・弱みがあるという前提のフレームワークとなっています。

ですので、このフレームワークを使って、考えたからよしとするのは早計で、さらなく分析・戦略は必要となってくると思います。