かつて日本では「商品を作れば売れる」という時代を過ごし、さらに「いい商品を作れば売れる」という時期へと変化、とにかくいいモノを作れば、とにかくお客様が購入してくれるという素晴らしい時代を過ごしていました。
しかしながら、今の時代ついに「いい商品でも売れない」という時代を迎えており、お客様の関心を集めたり、集客することが大変難しくなってきて、メーカーや小売会社が苦悩することになりました。
そしてこのころ生まれてくるのが「ライフタイムバリュー」という考え方。
日本語にすると「顧客生産価値」と訳されることが多いのですが、わかりやすい言葉で言えば「お客様を大切にして継続的に商品を購入してもらう」という考え方で、これはこれまでのようにメーカーが主役であった時代から、お客様が主役となり、一度でも商品を購入してくれたお客様を大切にしようという考え方なのです。
Life Time Value
一般的に、ライブタイムバリュー(LTV)は、以下の式で算出されます。
LTV = 購買単価 × 購買頻度 × 契約継続期間
つまり、LTVを向上させるためには、購買単価を上げるか、購買頻度を高めるか、契約期間を長期化することになります。