マーケティングトライアングル

マーケティングについて学んだことや知識、ニュースなどについて書いていきます。

人はオンラインでは記事の6割しか読んでいない?

とある調査によれば、インターネットにおいて人は6割程度しか記事内容を読んでいないのだそうですよ。

WEBマーケティングにおいては、どうしてもページビューやクリック率を意識してしまいがちですけど、なんでも人は一つのページを見ている時間が15秒以内の人々が55%もいるのだそうで、さらに多くの人はそのページの60%程度しかスクロールしておらず、まったくスクロースしない人が10%もいるのだそうです。

テキストを書く
テキストを書く

一生懸命作った文章がこのような状況では、ちょっとやるせなくなってしまいますね。

しかし、この中にも明るい要素があって、まず前提として記事を全部読んでくれることはほぼないというように捉え、さらにもっとも伝えたいこと、読んでもらいたいことは、記事中の60%よりも前に記述することがいいのだそうです。

さらにネット独特のシェアを期待するのであれば、記事の冒頭25%くらいのところで伝え、さらに最後の文章でもうワンプッシュするのがいいのだそうです。

こう考えると、今後の文章作成に大いに役に立ちますよね。

また、ひとつ覚えておきたいのが、同じ「読む」という行為でも、ウェブ上の情報を読むのと、腰を据え読書するのでは、使っている脳の領域が異なるのだそうです。

一般的には、WEBでは斜め読み、読書では熟読といったところでしょうかね?

そう考えると、オンラインでの文章については「読まれる」ことを前提とした文章ではなく、「斜め読み」を想定し文章の視覚化を考えつつ、記事化するのがいいかもしれませんね。

だらだらと長い文章にするのではなく、ある程度の文章のかたまりに見出しをいれ、かつ見出しと文章との文字間のジャンプ率も考え、さらには見出しにもちょっとした飾り罫線などで目立たせるということが重要になってくるのかもしれませんね。