マーケティングトライアングル

マーケティングについて学んだことや知識、ニュースなどについて書いていきます。

注目マーケティング手法

株式会社スプレッドオーバーが販促・マーケティング担当者を対象に行った「2020年注目のマーケティング手法」に関する調査によれば「AIによる広告運用(71.9%)」と回答した方が最も多くなったのだそうです。

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調査

AIについてはマーケティングのみならず、あらゆる分野で期待されているモノですから当然といえば当然の結果かも知れませんね。

また、広告手法では、商品・サービスをアピールするために試行錯誤している企業がとても多いようで、いかに広告に興味を持ってもらうのかがとても難しく、やりすぎてしまっては炎上してしまい、かえって逆効果ともなりますので、言葉選びやターゲット選定などは慎重におこなったほうがいいでしょうね。

分析手法においては、やはり顧客データの分析や情報収集に手間がかかるようで、時間をかけたところで正解を導き出すことも難しく、効果を数値で出しづらいといった課題もあるようです。

リサーチ手法においては、ありとあらゆる趣味嗜好が存在していますから、時間と費用がかかるだけでなく、ターゲットを分類することすら難しくなってきていますからね。

とにもかくにも、マーケティングの正解は絶えず変化するものですから、常に調査・分析を怠ってはいけませんね。

国内最大級のマーケティングカンファレンス

3,000人以上のマーケターが集う国内最大級のマーケティングカンファレンス「MiXER」が2019年11月20日(水)~21日(木)、ANAインターコンチネンタルホテル東京で開催されます。

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MiXERは、社会現象となるほどの大ヒットや、サービスの急成長を仕掛けたトップマーケターが、その大仕掛けの裏側を語り、ナレッジがシェアされるイベントで、2日間で実施される30のセッションは、マーケティングの現場で実務に携わる方からエグゼクティブの方々まで、個々のニーズに合った情報を吸収して頂くことができます。

MiXERで実施される主なセッション

Keynote1 : Dropbox社 × メルカリ社 Dropbox × メルカリの “本当にすごい”グロースハック ~ここでしか聞けない『急成長の方程式』に迫る~

Keynote2: オリエンタルラジオ 中田敦彦氏 × SHOWROOM 前田裕二氏 × 幻冬舎 箕輪厚介氏

<Session title> 「売れる」の本質を暴く 新ブランディング論 ~大ブレイクを生み出す“人”と“空気”の動かし方~

●featuring Session1 : NewsPicks × Pairs

<Session title> 実践的 “キャズムの越え方” ~PairsとNewsPicksの“本当は教えたくない”データマーケティング

●featuring Session2 : ラクスル社 × freee社 × SmartHR社

<Session title> 爆速成長を実現する“マーケティングセオリー” ~ラクスル・freee・SmartHRのCMOが明かす、市場変革のドキュメント~

●featuring Session3 : OYO Life社 × Bytedance社

<Session title> いかにして市場を席巻するか? 〜OYO × TikTOkが語る“世界的プラットフォーマーマーケティング論”〜

●featuring Session4 : メルペイ社 × Indeed

<Session Title> あのCM、あのキャンペーンの狙いは? 急成長を約束する “グロースハックの教科書” ~メルペイ×Indeedに聞く、本当のデータドリブン・マーケティング

●featuring Session5:バルクオム社 × アンカー・ジャパン社

<Session Title> D2Cに学べ!進化を遂げるマーケティング ~New Brandがシェアを奪うための“超”データ・ドリブンなマーケティング

参加方法

bdash-marketing.com

HARBESTがTwitterのデータ収集に対応

マーケティング・テクノロジーのEVERRISEは、マーケティングデータETLツール「HARBEST」が、10月からTwitterソーシャルデータの収集に対応すると発表しました。

ハーベスト
ハーベスト

HARBESTは、各種広告配信サービスなどのプラットフォームから自由なタイミングでデータを収集し、指定の場所へ出力できるETL (Extract Transform Load)ツールで、これによりSNS、広告運用などマーケティングデータを収集するコストを削減できそうですね。

Twitterでの「お気に入り」「リプライ」「リツイート」などの数、競合に関するツイート、キーワード検索結果についても、データ収集できるのだそうで、さらにフォロワー数やIDリストも取得できるのだとか。

さらに、広告運用のデータは最短1時間単位のスケジュールで自動収集できるため、多角的でスピーディな顧客理解、マーケティングデータ分析、広告運用の最適化を可能にするのだそうで、さらに HARBESTは、自社データ分析のためのデータ収集・整形ツールとして、マーケティングサービスを提供する企業がサービス内のデータ収集エンジンとして利用でき、データ収集先となるプラットフォームは「Google Ads(YouTube対応)」「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク」「スポンサードサーチ」「Twitter」「Facebook(Instagram対応)」「Google Analytics」「Criteo」などとなっています。

ETLというのは、Extract(抽出)、Transform(変換)、Load(格納)の略で、データ統合時に発生する各プロセスの頭文字をとったもので、その概念は古く、1970年代ごろから提唱され始めましたのですが、現在では主にビジネス・インテリジェンス(BI)のために作成されるDWHを構築する時に発生するプロセスとして認知されています。