マーケティングトライアングル

マーケティングについて学んだことや知識、ニュースなどについて書いていきます。

マイノリティ・マーケティング出版決定!

近年、人気ドラマ「星降る夜に」や「Silent」のような聴覚障害を持った社会的少数者(マイノリティ)の問題を扱った作品が話題を集めていて、マイノリティ(minority)という単語のなかに含まれる「マイナー(minor)」という言葉には、「あまり重要ではない 」という意味があります。

それゆえマイノリティは「社会的に重要ではない」と判断されがちで、不当な扱いを受けたり、不利益を被っていたりするのですが、本書ではマジョリティ(多数者)中心の社会で、差別や偏見などの社会的問題を解決できずに困難さを感じているマイノリティが、マーケティングの手法を用いてその社会的問題を解決するヒントを提起するものとなっています。

マイノリティ・マーケティング

自助・共助だけでは解決しえないこれらの課題に、聴覚障害を持つ著者は、アドボカシー(広報活動)、エンゲージメント(世論形成)、リコメンデーション(要望活動)の3つの観点 で「公助」実現に向け動き出し、その実践過程を詳しく解説。

認定NPO法人フローレンス会長の駒崎弘樹氏との特別対談では、障害の有無を超えた社会変革への熱いエナジーを感じることができ、マイノリティが日々感じていることや世界観、そして障害者のみならず、さまざまなマイノリティへのエールが結実した一冊となっています。