マーケティングトライアングル

マーケティングについて学んだことや知識、ニュースなどについて書いていきます。

エリアマーケティング活用/ネット広告最適化

マップマーケティングが7月30日、オンラインセミナー「位置情報を活用したインターネット広告セミナー~エリアマーケティングによる広告戦略の最適化~」を開催します。

エリアマーケティングGIS「TerraMap シリーズ」を提供するマップマーケティングが、小売・流通業界で、マーケティング・販促業務に携わる担当者に向け、無料オンラインセミナーを開催するもので、昨今の社会情勢の影響で広告手法の見直しが進む中、広告戦略に求められるニーズも、広告そのものの自粛や抑制から、広告戦略の最適化に変化しています。

今回のセミナーでは「広告手法の見直しに対応した効果的な広告戦略の立案、提案ができない」「複数の広告媒体を利用して、販促施策を最適化したい」「来店促進の広告だけでなく、顧客離れを抑制したい」といった課題に対し、位置情報を利用し最適な「場所」・「人」・「時間」に広告を届ける、インターネット広告の活用と、エリアマーケティングGISを利用した配信結果の効果的な分析手法を提案します。

開催概要

日時:7月30日(木)13:30~14:15 会場:オンライン 必要環境:オンラインセミナーに接続できるインターネット環境及びデバイス 定員:先着50人(1社2人まで) 料金:無料(事前登録制) 締め切り:2020年7月29日(水) 注意事項:競合他社及び同業者からの申込は不可

www.mapmarketing.co.jp

■プログラム(45分) 位置情報を活用したインターネット広告セミナー~エリアマーケティングによる広告戦略の最適化~

・位置情報を利用したインターネット広告提案 ・エリアマーケティングGIS×位置情報による広告戦略の最適化 ・事例紹介

ページの読み込み時間

Googleが2020年5月29日に、Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)という指標を検索ランキング要因に組み込むことを発表しているのですが、このCore Web Vitalsは「ページの表示速度」「ユーザー操作への反応性」「視覚要素の安定性」の3点がポイントとなっています。

Core Web Vitals
Core Web Vitals
Core Web Vitalsというのは、ウェブページのユーザーエクスペリエンスに重要な、特にページ読み込みに関する指標のことで、LCP(Largest Contentful Paint)、FID(First Input Delay)、CLS(Cumulative Layout Shift )の3つの指標から成りたっていて、サーチコンソールの「ウェブに関する主な指標」で、デバイス毎に、それぞれ「不良URL」「改善が必要なURL」「良好URL」というのが何件あるか確認できるようになっています。

LCP(Largest Contentful Paint)というのは、ページのメインとなるコンテンツが読み込まれた時間を示す指標で、ユーザーが ページをリクエストしてから、ビューポートに表示される最大のコンテンツ要素がレンダリングされるまでの時間で、指標では2.5秒未満で画面に全体の表示領域にページが表示される状態にすることが推奨されています。

FID(First Input Delay)はユーザーが最初にページ上のボタンやリンクをタップ、またはクリックしてからブラウザが応答できるようになるまでの時間のことで、100ミリ秒未満でブラウザが応答することが推奨されています。

CLS (Cumulative Layout Shift) は、ページを読み込んでいるときに発生するレイアウトのずれのことで、yahooのPCサイトで、右側の「ログイン」を押そうとしたら、急に広告が出てきて「ログイン」が下にズレてしまい、広告クリックして広告サイトに飛ばされるなんて経験、あるのではないでしょうか?

指標としては、読み込み時にページのレイアウトが移動しない、または0.1 未満の移動量であることが推奨されています。

Googleによれば、3指標の基準を全て満たしたページでは読み込みが完了前に離脱するユーザーが24%減少したとのことですから、SEO対策として外部リンクに頼る前に、このように内部的な最適化を行うことこそが、1番のSEO対策となるのでしょうね。

これからのネット広告

ネット広告市場がどんどんと成長し続けている中、「クッキー情報」を用いた「ターゲティング広告」にはプライバシーの観点などから世界で消費者の反発も招いていて、今後のネット広告のあり方がどのように変化していくのか注目となっています。

広告とプライバシーって相反するものでもありますし、現在プライバシー保護の観点から、徐々に各サイトでクッキー利用の同意を求める画面表示されるようになっていますよね。

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クッキー

これ日本のサイトでは少ないのですが、海外のサイトなどに行くと、大体表示されるようになっていますし、これがまたでかでかとスペースを奪っていたりして、結構面倒くさかったりもします。

確かにプライバシー保護って重要ですけど、悪い面ばかりみるのではなく、いい面にも目を向けると、クッキーも悪くはないんですけどね。

一度クリックしてしまった広告がどこまでもついてくるのは正直、うっとうしいとは思いますが、このクリックした広告に関連した別の広告などが出てきて、初めてその存在を知るなんてこともありますから、一概に悪いことでもないような気もしています。

現に、私は、とあるメーカーのバックをクリックしてしまい、ずーっと付きまとわれているのですが、そのせいで同じ部類に入るであろう、全く知ることのなかったメーカーのバックが表示されて、つい買ってしまったなんて経験もありますし、ようはユーザー側がしっかりと広告だと受け止めて利用すればいいだけのような気もするんですけどね。